私たちのレザーについて

TANNERIES DU PUY

デュプイ

フランス中部の歴史深い街で、1946年の創業以来プレミアムカーフスキンを生産し続ける老舗タンナリー。2015年に大手ブランドの傘下に入る事により、それまで培ってきたノウハウを活かしながら、より高品質な商品を世界中に供給しています。研究開発への投資を惜しまず、環境問題にも積極的に取り組み、安全でサスティナブルな商品の創造に力を入れています。

新喜皮革

SHINKI HIKAKU

1951年創業、兵庫県姫路市に拠点を構えるホースハイド専科。欧州産の原皮から部位によってコードバン、バット、フロントに分けられ、一貫して自社生産を行っています。熟練の職人によって作り出されるレザーは、国内外より高い支持を得て、ジャケット、シューズ、レザーグッズなど用途に合わせてあらゆる革製品の作成に重宝されています。

GUIDI

グイディ

1896年に設立されたCONCERIA GUIDI ROSELLINIは、オリジナルブランドを展開する世界でも珍しいタンナリー。ベジタブルタンニン鞣しによる油分を多く含んだ素上げのレザーを中心に、一般的な潮流や概念とは一線を画し、独自の製法を貫く同社の製品は、現代の世界中のタンナリーの中でも、伝統と革新を併せ持つ唯一無二な存在感を放っています。

C.F.STEAD

チャールズ・F・ステッド

Charles Frederick Stead氏がイングランド北部の都市リーズにて、1895年に創業した老舗。長年の研究により、シュリンクさせることで緻密な繊維構造を持つ革に鞣す技術を開発し、高品質なタンナリーとして認知されています。イギリスの製靴の中心であるノーザンプトンにもほど近く、世界中の名だたるブランドに供給しています。

小寺製革所

Kodera Leather

1947年、兵庫県たつの市にて衣料用革のタンナリーとして創業。70年以上にも及ぶ実績と経験により多種多様な製革技術を会得しています。特に上質なフランス産原皮を使用するボックスカーフは、メイドインジャパン特有の細やかな気配りと丁寧な手作業によって製作される同社の代表的な商品であり、海外のクライアントからも高い評価を得ています。

CONCERIA INCAS

インカス

イタリア・トスカーナ州に拠点を構える小判レザー専門のタンナリー。ベジタブルタンニン鞣しにこだわり続け、カーフやカンガルーの素材を駆使して、王道のイタリアンレザーを展開しています。主に靴に使用されるレザーが中心で、世界に誇るイタリアのハイブランドを数多くクライアントに抱える名門タンナリーとして知られています。

CONCERIA 800

オットチェント

CONCERIA 800は、イタリアのトスカーナ州に所在するタンナリーで、トラディショナルな技法と自然由来の原料のみの使用による生産方法にポリシーを持っています。レザー本来のナチュラルな質感を活かして仕上げられる為、ユーザーの手に渡り、使い込むことで経年による色の変化や風合いを味わえる商品となっています。

TANNERIE D'ANNONAY

アノネイ

1984年、デュプイ社から独立する形で設立されたアノネイは、フランス原皮のボックスカーフを生産する専門タンナリー。スタンダードなデュプイに対して、アノネイはバリエーション豊かな商品構成が特徴です。クロム鞣しによるカーフスキンは、しっとりとした肌触りで光沢が美しく、フランスの有名メゾンや英国高級紳士靴などに供給しています。

HORWEEN

ホーウィン

1905年の設立以来、５世代に渡るファミリービジネスによって、伝統と製法を継承する希有なアメリカンタンナリー。すべての工程に手間を省くことなくレシピに忠実に製造する事を重視し、品質と普遍性を維持しています。日本のブランドとも親和性が高いクロムエクセルレザーやシェルコードバンなどの代表的なレザーは、古くから世界中で愛され続けています。

Macchi & Salvadori

マッキ＆サルバトーリ

1962年、レザーの名産地、イタリア・トスカーナ地方にて創業。靴用のアウトソールレザーに特化したタンナリーとして、世界中のクライアントにハイエンドなレザーを供給しています。厳選されたヨーロッパ原皮を使用し、ピット槽でじっくりと注意深く鞣すことによって製造されるアウトソールレザーは、履き心地や耐久性に優れたしなやかな質感が特徴です。

Biltrite

ビルトライト

1908年創業、商業用フローリングや工業用ゴムを製造するメーカー。靴用のアウトソールやヒールは、米国軍需品や紳士靴など様々な靴に採用された実績を持っています。クラシカルなスタイルで、シューズ／ブーツにアメリカの古き良き時代を感じさせる風合いを持たせる事ができるため、流行に左右されることなく今も愛され続けています。現在はアウトソール、ヒールの製造が終了しているため、デッドストックのみの取り扱いとなります。

MARYAM

マリアム

牛や馬の他に、ディアやカンガルー、バッファロー、鮫など、様々な種類のレザーを手がけるイタリアの気鋭タンナリー。最も代表的なアイテムは、本来の質感を活かしたベジタブルタンニン鞣しのホースハイドで、GUIDI社の元スタッフが立ち上げたタンナリーだけあり、独自の製法によって他のレザーでは味わえない独自のスタイルを貫き通しています。

CONCERIA STEFANIA

ステファニア

CONCERIA STEFANIAはミラノ近郊に点在するシープやキップなどの小判レザー専門のタンナリーの中でも、特に高い品質の評価を得ています。スウェードは発色が美しく滑らかな質感を持ち、フルグレインは肌理が細かく繊細な触感が味わえるなど、独自のテイストが支持を集めています。また、環境や資源保護活動への意識が高く、熱心に取り組む姿勢も同社の特徴です。

Sicerp

シセルプ

革とファッションの街であるミラノに本社を構える同社は、シープやキッドなど、小判のスウェードレザーの製造を得意とし、上品な質感と伸縮性を持つストレッチスウェードは、このタンナリーを代表する商品です。最新技術を導入したプリントなどの加工レザーも多彩なバリエーションを持っています。また、リサイクルとしての皮革製造を正しく理解し実践する事で、真のサスティナビリティーを追及しています。